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NEC在籍時に開発した製品
民間企業在籍時はレーダをはじめとする航空電子機器のアンテナ、移動通信技術の評価に必須のチャネルサウンダ、アダプティブアンテナ、超分解到来方向推定技術の研究開発に取り組んでまいりました。実際のモノづくりの経験を蓄積していますので、シミュレーションだけでは予測できない製造上の課題まで的確なアドバイスが可能です。
艦戦用電子走査アンテナ
初めて開発した南極観測船しらせ搭載のヘリコプター誘導用の電子走査アンテナです。パラサイトスイッチング方式の電子可変ビームアンテナです。
陸上用電子走査アンテナ
飛行場に近接する建物による電波障害を指向性を改善することで軽減し、電子走査化によりメンテナンスフリーとしたビーコンアンテナです。現在も基本設計を変えることなく生産が続いています。1989年防衛装備協会賞を受賞しました。
レーダ着陸誘導装置
自衛隊の飛行場に設置されているレーダ着陸装置です。空間給電型のフェーズドアレーで、高精度の着陸 誘導を実現しています
ETCの高度化
到来方向推定技術を用いて通過車両の位置を正確に検知し、ETCゲートでの料金収受を確実に行います。
チャネルサウンダー
25GHzでの都市空間電波伝搬構造を評価するための機材です。5G,6Gでの実用化が期待されている空間多重通信の評価に使用できます。超分解技術を使って多重伝搬波の到来方向と到着時間が同時に正確に測定できます。1999年に電波産業会電波功績賞に選定されました
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